答えは色々

【シフォンケーキの設計思想とその工法による】↩

もし、貴方が焼き縮まないフォンケーキを目指すなら、きっと命は、肌理の整った硬いメレンゲでしょう(角が立ち、ボウルを返しても落ちてこない)。しかし、もし貴方がはらはら裂ける食感を目指すのなら、その命は「とてつもなく膨らむメレンゲとそれに耐えられるだけの伸縮性のある卵黄生地」になります。↩

前者のレシピは、一般的に卵黄生地の攪拌に重きを置かないし、後者のレシピはむしろ卵黄生地の攪拌が肝になる。↩

そんな訳で設計思想に応じた合理的な工法が、それぞれに存在します。だから、焼き縮まないシフォンケーキを焼いているのに、メレンゲを柔らかく仕上げるのはNGですし、ほどけるシフォンを焼こうとしているのに、卵黄生地の攪拌が杜撰だとこれもまたNGです。↩

シフォンの沼にヌマる時、設計思想とその工法への理解が欠如していることが殆ど。是非是非、シフォンの仕組みと共にそれに応じたスキルを身につけることで、自分の焼きたいシフォンケーキを見つけて欲しいなと思います。↩

私が考えるシフォニスト像は、米粉でも、小麦でも、オイルでも、ノンオイルでも、材料を選ばずに、ハラハラにも焼けるし、焼き縮み無しにでも焼き分けちゃう、そんなエキスパートが理想です。↩

これは、本当に私が焼きたいシフォンケーキなのか?と疑問に思って、シフォニストラボに飛び込んでくれた講座生さんが、私達がお店で出しているのと同じシフォンケーキを送ってきてくれたんですけど、↩

『私はこれが好き!』↩

そんな情熱が溢れておりました。お教室の先生、冥利に尽きます。↩

感謝↩

#ほどけるシフォン