環境が大切

幸運にも、長い間、大学で勉強をさせて貰うチャンスを頂いたのですが、『真冬に路面が濡れてもいないのに、どうして橋梁道路が凍ってしまうのか?路面の凍結事故が起きるのか?』が卒業研究のテーマでした。

ただただ、分からない事が分かる様になるのが面白くて、そして、とにかく知的好奇心を満たす人達に囲まれて、研究室はいつも誰かが入れ替わり立ち替わり、部屋の灯りも消える事無く、まさに『不夜城』で暮らしていました。こんな状況、今ではとってもブラックですが、

『朝から晩まで、惜しみなく取り組む、それがこの研究室の普通』

が当たり前の環境だったので、20代の間に結構馬力のあるエンジンを積む事ができたと思います。誤解を恐れずに言うなら、それをさせて貰えない今の時代は、とっても不幸な環境かも知れません。

『一心不乱が尊重されなくなった』

そう思います。

しかしながら、現実は研究の方も、開発の方も、パンの方も、ケーキの方も、とにかく『職人』と呼ばれる人達はみんな同じ『一心不乱』だったかと思います。

『ライスワークとライクワークをいつかライフワークに』

そんな狭間で

『量を熟しているうちに、質が後から後から追いついて来た』

のかと思います。SNSには、キラキラ上手く行ったお話が溢れてはいるけれど、その裏側には沢山の小さな失敗が一杯隠れていると思っています。

『上手く焼けない、上手く焼けない、これじゃ、人様からお代なんて頂けない』

とお悩みのシフォニスト様も多いかと思いますが、その失敗は無駄ではありませんから、

『みんなが頑張っている、それが普通。だから、自分も元気に頑張れる』

そんな環境になるべく、どっぷりと浸かって貰うのが、私は良いかなって、思っています。

『周りが遊んでいる、その中で1人頑張って勉強するって、しんどいよね。だから、勉強するのが普通って、当たり前って環境を選んでみようか』

大学四年生の時にスパルタ研究室を、敢えて選んだ私の動機です。

『人は環境によって、作られるんだな、環境によって、生かされているんだな』

と思います。

『友達なんていなくていい。目的の達成に一緒に取り組んでいた仲間が、その目的達成の後、自然と友達になってくれる。』って、森岡毅氏の言葉は真理ですよね。

#ほどけるシフォン
#シフォニストラボ
@snowcafe2015

路面の滑り易さを計っているところ
真冬の橋の上で夜明かし実験等しておりました
みんなで一つの目標を頑張って越えていく、コミュニティが大切かも