鶏だって暑いのさ

夏と共に訪れるのが、メレンゲ・クライシス(勝手な造語)です。シフォンケーキのシフォン生地の総重量の半分は卵、Snowcafeのプレーンの生地だと総重量のうち、41%が水分となります。粉の率が17%なので、如何に水っぽいモノをオーブンの中で膨張させているか、それがなかなかに難しい事か、がお分かり頂けると思います。

で、メレンゲ・クライシスのお話。夏の暑さでやられた鶏さん達も喉が渇くんでしょうね、鶏卵の含水率が自ずと高くなる、と言われています(季節を通しての、正確な比較が難しいので、手元に計測データはありません)。同じシフォンケーキを焼く時に、夏冬同じレシピにしていると、冬の生地よりも夏の生地の方が、水分量が知らず知らずのうちに相対的に増えている、と言う厄介な事態に陥るのです。これが、メレンゲ・クライシス(勝手な造語)。

じゃ、いつから水分量の切りかえを実施する?これもまた、判断が難しくて、シフォニスト達は毎年の初夏と初冬に、卵の性状変化に頭を抱えたりする訳です。

『これとこれとこれを、こんな風に混ぜて、型に入れた焼いたら、ほら、焼き上がるからねー』

決して、こんな単純なゲームでは無い事をご理解頂けたら、心の底から本当に嬉しい。

『ファイト、シフォニスト!もうすぐアイツがやってくる』

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@snowcafe2015

メレンゲ・クライシス